やまざきしほりの葬儀エッセイ

2018年01月23日

葬儀は自宅で執り行うものと言われていました。昔の家には多くの人が入っても十分なスペースを確保できる部屋がありました。しかし今はそういう家が減ってきています。マンション暮らしをしている人も多いですし、自宅から故人を送り出すことが困難な状況になっています。そうなると葬儀場で執り行うということが多くなります。専用のスペースを確保することができれば業者も祭壇を組みやすいですし、参列をする人数によって式場の広さを変更することもできます。最近では家族葬のための専用スペースを利用する人が増加をしています。家族葬であれば広いスペースが必要となるわけではありませんし、こじんまりとした雰囲気の中で送り出すことができるので、自宅にいるような感覚で送り出すこともできます。家族葬のための葬儀場が増えはいますが、一般葬のための会場も増加をしています。様々な形式に対応をすることができるように、会場にも様々な工夫がされています。借りる広さによっても料金が異なってくるので、利用をする際にはどれくらいの費用がかかるのか、ということを相談してみるとよいでしょう。見積もりを出してもらい、支払ことができる金額なのか確認をすることも大事です。今は通夜、告別式を執り行うための施設には見えない工夫もされており、街中にたくさんの会場ができてきているので、利用もしやすくなっています。それだけ需要がある会場と言っても過言ではありません。